EXfeelとは目標と全体最適を実現するプラットフォーム
2018年、経済産業省から「DXレポート」というタイトルで、『2025年の崖』という社会課題が提起され、社会に大きなインパクトを与えました。これは複雑化・老朽化・ブラックボックス化した既存システムが残存した場合に想定される国際競争への遅れやわが国の経済の停滞などを指す言葉であり、その崖を乗り越えるためには、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが必須であると述べられています。DXへの取り組みが遅れると、2025年から5年間に約12兆円の経済損失が発生し、まさに企業の栄枯盛衰の分水嶺といえるでしょう。
一方ではIndustry4.0や働き方改革への取り組みの必要性、直近では新型コロナウイルス感染拡大への対応として、テレワークや個別業務のデジタル化(デジタイゼーション)を通じた労働時間の削減や生産性向上、従業員の安全確保などが求められています。しかし、こうした流れに乗り、目的や方向性が明確に存在しない安易な個別最適の繰り返しでは業務システムは島のように分断されたものの集まりになり、その効能を発揮するどころか、場合によっては業務プロセスを寸断する要因になりかねません。ハンコを無くしたり、書類のデジタル化したり、AIによる契約書レビューなども、業務プロセス全体の見直しと各々の有機的な連携無くしては、大きな効果を期待することができず、2025年の崖を越えることができなくなる可能性もあります。DXにはしっかりとした目標と全体最適を実現するプラットフォームが必要なのです。
製造業のためのサービスライブラリー
『EXfeel(エクスフィール)』は、製造業が効率的にDXを実現するための、製造業のためのサービスライブラリーです。
DXは必ずしも基幹システムからだけではなく、前述のようにアナログ化が問題になっている部分からの早期着手もあります。EXfeelではAPIなどによる相互の連携可能な柔軟性や製造業での活用事例などの条件を満たした製品、サービスだけを厳選していますので、ご利用いただけると全体最適を前提とした部分最適をスタートということも可能になるのです。
各アプリケーションやサービスは、製造業の基幹システム開発一筋でお客様をサポートして参りました弊社のプロフェッショナルな視点で厳選したもののみを採用、登録しており、お客様視点からのさまざまな検索機能を準備しております。またリクエストを頂ければ、弊社より御社の業容や状況を踏まえた上でサービスの開発元をご紹介、スピーディで効果的な説明をご提供することが可能です。
DXとは単一業務のデジタル化だけではなく、業務プロセスのデジタル化を統合、連携させ、OMO(Online Merges with Offline:オフラインのない時代)に対応するお客様の新しいビジネスモデルを構築することだと確信しております。
最近のテクノロジーの発展は目覚ましく、今後の経営は最新のテクノロジーを積極的に導入し、データ駆動型の経営が求められています。最新のテクノロジーをもって、「人・モノ・金・技術・情報」などの経営リソースのデジタル化により、新時代のものづくり経営を目指す『EXfeel』は、今後もそのラインナップを充実させて参ります。
― 2025年の崖を越える戦略的ツールとして、ぜひ『EXfeel』にご注目ください。